エチオピア カヨカミノ農園のコーヒー
エチオピア シェカ カヨカミノ農園のコーヒー豆を販売開始しました。
カヨカミノ農園は、Moplaco社のエレアナ女史が、2018年よりシェカで始めた非常に新しい農園です。
農園は標高1900-2100mの150Haの広大な森の中にコーヒーの木を植え育てられる、いわゆるフォレストコーヒーです。
近年はエチオピアにおいても徐々に温暖化による気候変動が確認されており、コーヒー生産が可能な土地の標高が徐々に上がり始めていると言います。また、牛や羊を飼うために牧草地化も進み、森林伐採による動植物の生態にも変化が出始めています。エレアナさんは、こうした環境問題に警鐘を鳴らし、森を守り、その大切さを地域の人々に伝えるべく、ガンベラ指定自然保護公園の周辺で自然環境の保存状態の良いシェカの地を選びました。
今回提供する2018/19cropはカヨカミノ農園としてのバージンクロップとなります。この地域では乾期でも雨が降ることがあり、天候に左右されることなく適正に乾燥工程を進めるために、天日干しのアフリカンベッドと屋根付きのアフリカンベッドを使い収穫されたチェリーはケアされています。
そのようにして作られたコーヒーは、完熟したミカンのような風味にまろやかな酸味があり、仄かにアプリコットやベリーの香りもして、味や香りの層が厚い印象を持ちます。イルガチャフィーやシダモほど強烈なキャラクターは無いものの、とても複雑でエキゾチックな良質なエチオピアコーヒーです。
今回信州コーヒーロースターズギルドのギルド豆としてのスポット入荷となります。
この機会にCAFE THE GROVEの自家焙煎珈琲豆をお楽しみください。
コメントを残す